柊!?
11月12日、葉が刺々のヒイラギに花が咲き、ほのかに甘い匂いを漂わせているのを見つけた。私の知るところでは、ヒイラギには赤い実が付きクリスマスに飾られている。一ヶ月で実が赤くなるのだろうか?

不思議に思ってAIで検索した。
結論から言うと、クリスマスに赤い実が付くのはモチノキ科の西洋ヒイラギで、6月に花が咲く。今花が咲いているのは木犀科のヒイラギで夏に黒紫色の実を付ける。全く別の物である事を知りました。葉のトゲトゲは同じですが、ヒイラギの葉は対生(1 節に葉が 2 枚付く)で、西洋ヒイラギの葉は互生(1 節に葉が 1 枚付く)との事。

トゲトゲの葉っぱのヒイラギには、他に、ヒイラギモチ(ヤバネヒイラギモチ、モチノキ科)で中国の漢方でクコツ(枸榾・枸骨)として用いられているもの、ヒイラギモクセイ(柊木犀)でヒイラギとギンモクセイの自然交雑種と考えられているもの(公園や生垣などによく植栽されている)、ヒイラギナンテン(柊南天):メギ科の植物で、葉の形がヒイラギに似ており、黄色い花と青紫色の実をつける、の5種類も有るようです。

漢字の柊の語源についてもAIで調べてみた。
「柊」の漢字の語源には、主に2つの説がある。1つは、葉のトゲに触るとヒリヒリと痛む(医療用語で疼痛)ことから、古語の「疼(ひひら)ぐ」が語源となり「ひいらぎ」となったという説です。もう1つは、冬に花を咲かせる木であることから、「木」と「冬」を組み合わせて「柊」と作られたという説です。
ヒイラギの不思議もう一つ: 若い枝の葉はトゲが多いが、古い枝(木の上部で草食動物に食べられないところ)の葉はトゲが無くなり丸くなるようです。これは、「歳をとると丸くなる」の言葉の由来でもあるようです。
もう一つ柊の花言葉: ヒイラギが古くから持つ「魔除け」や「厄除け」の文化的背景に由来している。
・「あなたを守る」: 葉の鋭いトゲが鬼などの邪気を払うと信じられてきたことにちなむ。
・「先見の明」: 冬の寒い時期でも緑の葉を保ち、白い花を咲かせるその力強い生命力と、将来を見通す力に通じるものとして付けられた。
・「家庭の幸せ」: 西洋ではクリスマスホーリー(セイヨウヒイラギ)がキリスト教と深い関わりを持ち、家の健康や幸福を願う意味合いで親しまれてきたことに由来。
柊に関して知らなかった事が多く、一つ偉くなったように思えたので、ホームページに書かせてもらいました。



柊の便りに、私の家内は千葉の飯岡の街で旅館をしていた娘です。門の前に大きな柊がありました。柊に鰯をさし厄除けとして玄関にありました。
話は変わりますが、前に「浦和駅西口開発」の話しがありました。いま、高層マンションと商業施設と市民会館して立ち上がりました。
私の家から、この光景を見ながら、高砂小学校の思い出が浮かび、一番は運動会でした私は、小さいときに「小児麻痺」にかかり右足悪く走るのに難儀し嫌でした。それでも出ました、一番びりです。後ろを振り向くと「母が一生懸命に手を叩いていました」その母の顔と姿が、今も忘れません。
柿の葉が 落ちる我が庭 母おもう
ヒイラギは赤い実と緑の葉っぱのコントラストが美しくて好きですが、こんなに花言葉があるとは驚き!(^^)! だれが考えるのかしら