興禅院(川口市)の紅葉

12/9クラチンから川口の興禅院の紅葉が奇麗と言う噂を聞いた。時期が遅いので、余り期待せずに12/11に行ってきました。

興禅院は、創建1546年の曹洞宗の寺院で紫陽花と紅葉が奇麗な寺とある。ラッキーな事に未だ紅葉がそこそこ残っており、見物客もちらほらと居た。

手書きの指示板に「弁財天の紅葉が見頃。この先」。階段を降りて行くと「こま狗」ならぬ「こま蛇」が守るその先に赤い鳥居と祠があった。

朝日新聞の記事によると、興禅院は、約1ヘクタール(3000坪)の斜面林を生かし、多様な生物が生息する「寺院のビオトープ」でもある。駒沢大で環境地理学の元教授だった早船さんと檀家(だんか)、ボランティアが協力して手がけたとのこと。この一体の紅葉がまだ見頃であった。

本堂に戻ると、その裏の紅葉も未だ奇麗であった。

途中、オレンジの烏瓜の実が沢山ぶら下がっているその先に珍しい花が一輪咲いていた。「アーコレード」。「アーコレード」(二季咲きの桜)は、イギリスでオオヤマザクラとコヒガンザクラを交配して生まれた桜の園芸品種で、淡紅色の八重咲き大輪の花が特徴。日本では春だけでなく秋(9~11月頃)にも咲く二季咲きとなることが多く、花が大きく色が濃い品種として人気があり、記念樹やシンボルツリーに適しているとのこと。見頃は過ぎたが運良く一輪だけ見る事が出来た。

興禅院の庭のあちこちに紅葉の若木が沢山植えてあった。河口湖の紅葉を見た時、蕎麦屋のおばさんが店の前の古木を指して、「紅葉は若木の方が赤が奇麗。古木になると段々薄くなる。」との事。興禅院の紅葉は先が楽しみである。

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